Industry News You Can Use
- 最新の業界ニュース -
 
ディーラー当たり自動車販売台数は不況前のレベルに回復する兆し

クレイグ・トゥルーデル  |  Bloomberg News  |  2011年2月16日

アメリカのディーラーシップ当たりの自動車販売台数は、ゼネラル・モータース社とクライスラー・グループ社の店舗閉鎖以降の不況前のレベルに達するかもしれません。

自動車ディーラー・コンサルタントであるアーバン・サイエンスによれば、本年のディーラーあたり販売台数は、新車では年間745台に上昇する見込みです。全国自動車ディーラー協会(The National Automotive Dealership Association)は、2011年の米国内総販売台数が11%増の1290万台になると予測しており、この数字は2000年から2007年の年間販売台数平均より約23%少ない値となります。

今朝発表された、デトロイトに本社のあるアーバン・サイエンスによる年刊の自動車フランチャイズ動向レポート(Automotive Franchise Activity Report)によれば、アメリカの自動車ディーラー数は前年比で4.4%減の17,659でした。レポートでは、店舗閉鎖率は2009年の8%より減速しているとしています。

アーバン・サイエンスのバイス・プレジデントであるジョン・フリスの声明によれば、「国内における事業統合が成功し、生き残ったディーラーに急速な販売回復の機会を提供した」との事です。

米国内最大の自動車メーカーであるGM、及びクライスラーは、2009年に会社更生法の申請に伴って2,200を超えるディーラーを閉鎖しました。企業全体のおよそ1/4に及ぶディーラーの閉鎖は、不良資産救済プログラム(Troubled Asset Relief Program)の特別調査員によって、その昨年のレポートの中で「劇的で加速度的」な閉鎖は不必要であった可能性があり、失業者を増加させるものであった、と批判されました。

更なる閉鎖の可能性

デトロイトに本社を置くGMは49.5億ドルの政府支援を受けており、オーバーン・ヒルズに本社を置くクライスラーは再編のために、その年に政府のTARPから銀行への支援も含めて12.5億ドルの援助を受けています。

アーバン・サイエンスによれば、2011年、昨年末でフォード・モーター社がマーキュリーのブランドを廃止した事もあり、更なるディーラーが閉鎖される可能性があるとの事です。

ディアボーンに本社を置くフォードは、リンカーン・ラグジャリーのブランドを販売するディーラーを、米国の主要都市圏の市場において、25%縮小し、325店舗に減らす計画を立てていると、今月サンフランシスコで開かれたNADA総会において、ディーラーとレポーターに語りました。

ニュージャージーに本社を置く調査会社であるオートデータ社のウッドクリフ・レイクによれば、2000年から2007年における年率は業界平均で1680万となっています。